セミナー等のライブ配信ではライブ配信をスタートする際に「どのプラットホームを利用してライブ配信を行うか?」を決める必要があります。これからライブ配信をスタートしようと考えている方やライブ配信のやり方が解らなくで困っている方はまずはライブ配信を行うプラットホームについて知っておくと良いと思います。
ライブ配信で利用する
プラットホームとは
ライブ配信で使用するプラットホームとはどのような役割の部分になるのかを簡単にご説明します。プラットホームとは「集まる場所・基盤」というよう意味で利用される言葉になります。つまりライブ配信での「プラットホーム」とは「配信するアプリケーション」の事を意味しています。
配信先アプリケーションとは?
配信先アプリケーションと言うと難しく聞こえますが、皆様が普段のお仕事で利用されるZOOMやYoutubeなどのコミュニケーションツールがライブ配信のプラットホームとして利用する事が多くあります。
代表的な配信先アプリケーション
- Youtubeライブ
- VIMEO
- ZOOM
- ZOOMウェビナー
- TEAMS
代表的なプラットホームでも5種類ほどありました。ライブ配信初心者の方からみたら「どれを使えばいいか解らない!!」となってしまうと思います。ライブ配信のプラットホームにはそれぞれ特徴がありますので簡単に解説をしていきます。開催予定のセミナーやイベントに最もあったプラットホームを選択しましょう。
各プラットホームの特徴
(1)Youtubeライブ
まずはYouTubeライブの特徴を箇条書きで紹介します。
- Googleアカウントがあれば誰でも使える
- 無料コンテンツに限る
- 音声と映像がとても綺麗に映る
- URLでの限定公開機能がある
- 記録映像が自動的に残る
メリット&デメリット
YouTubeライブの良いところ
- 見る方法が簡単
- 映像・音声が綺麗
- 高画質配信にも対応
- 限定公開も可能
メリット&デメリット
YouTubeライブの悪いところ
- 有料ライブ配信はNG
- 配信方法が難しい
- 双方向配信は出来ない
- 遅延が起こりやすい
YouTubeライブを利用する場合には「ライブ配信に料金を付けて販売する」事はYouTubeの規約で禁止されていますので「ライブ配信は無料」に限定されます。YouTubeは世界的に有名な映像プラットホームという事もあり「見る方法が解らない」という参加者がほとんど居ないのは良い事だと思います。YouTubeライブは基本的に一方通行のライブ配信プラットホームだと思って下さい。その為、質疑応答など視聴者とリアルタイムでやり取りする事は難しいでしょう。
(2)ZOOMミーティング
次にZOOMミーティングを使ったライブ配信についてご説明をします。皆様が会議などで使われているZOOMミーティングもライブ配信のプラットホームとして利用する事が可能です。
- 双方向でのやり取りが出来る
- 遅延が少ない
- グループ化する事も出来る
- 資料共有機能がある
- アンケート機能がある
メリット&デメリット
ZOOMミーティングの良いところ
- 使い方が知っている人が多い
- 機能が豊富
- 双方向のやり取りが出来る
- グループディスカッションも可能
メリット&デメリット
ZOOMミーティングの悪いところ
- 画質・音質が悪い
- 映像装飾が出来ない
- イベント性に欠ける
- オペレーションが複雑化する
ZOOMミーティングは会議などで使われている方が多い事もありセミナーライブ配信やイベントライブ配信で最もよく利用されるプラットホームになります。画質はYouTubeよりも悪いですが双方向のやり取りがあるセミナーライブ配信などでも最適なプラットホームだと思います。
(3)ウェビナー
ウェビナーとはZOOM社が提供しているオンラインセミナー専用のライブ配信プラットホームになります。ZOOMミーティングの会議システムとは少し違い映像配信専用として設計されています。その為、参加者同士の会話をする事はできません。質問等はチャット機能を使う事で可能となります。
- ZOOM機能が使える
- 画質と音質が悪い
- 参加者出欠管理が出来る
- 資料共有機能がある
- アンケート機能がある
メリット&デメリット
ウェビナーの良いところ
- 出欠管理が出来る
- アンケート機能がある
- 機能で対談も出来る
- 有料コンテンツも配信可能
メリット&デメリット
ウェビナーの悪いところ
- 画質・音質が悪い
- 料金が高い
- 設定方法がわかりにくい
- オペレーションが複雑化する
ZOOMミーティングに比べてウェビナーは使い勝手があまりよくありません。また、音質・画質とも悪く遅延も20秒程出ると思います。出欠管理機能などは充実しております。また有料コンテンツの配信なども行えるメリットはあります。プラットホーム使用料金はちょっと高く感じます。特定の使い方では有効なプラットホームでしょう
(4)TEAMS
次にTEAMSをご紹介します。TEAMS(チームス)とはWindowsでお馴染みのMicrosoft社が提供しているオンライン会議が出来るマルチツールになります。Windowsに初めから搭載されているツールという事もかりセキュリティに厳しい企業などではオンライン会議はTEAMSを利用する事が一般的です。その為、一部の企業様ではオンラインイベント・セミナーのライブ配信も全てTEAMSで行う場合があります。
- Windowsに初めから搭載
- 企業としての利用が多い
- 多機能
- 双方向の対応
- 外部からアクセスしにくい
メリット&デメリット
TEMSの良いところ
- 会社の推奨プラットホーム
- 機能が豊富(電話機能など)
メリット&デメリット
TEMSの悪いところ
- 画質・音質が悪い
- 映像装飾が出来ない
- 外部アクセスが難しい
- 接続が急に切断される
TEMSは社内連絡ツールとしての機能は豊富かもしれませんがイベントライブ配信やセミナーライブ配信など使用する事は推奨できません。特にチーム外からの参加者が多い場合などにはエラーが多発する事もあります。セミナーライブ配信・イベントライブ配信のプラットホームとしてTEMSの使用は出来るだけ避けた方がよいでしょう。
(5)VIMEO ヴィメオ
最後にご紹介するライブ配信プラットホームはVIMEO(ヴィメオ)になります。比較的歴史のある動画配信プラットホームです。会議システムではありませんのでYouTubeなどのような一方通行型のライブ配信プラットホームになります。
- 有料配信も可能
- 高画質配信が出来る
- 配信するには会員登録が必要
- 毎月料金がかかる
- パスコード設置が出来る
メリット&デメリット
VIMEOの良いところ
- 有料コンテンツの利用可能
- 高画質配信が出来る
- パスコード設定が出来る
- 画面装飾が出来る
- エンタメ性の高い配信が可能
メリット&デメリット
VIMEOの悪いところ
- 料金が毎月かかる
- 料金が高い
- 双方ライブ配信は出来ない
- 知名度が低い
VIMEOは会員登録が必要な有料サービスである事を除くとYoutubeライブよりも高機能で高画質も出来き有料ライブ配信も出来るためおすすめのライブ配信プラットホームではあります。専門的な知識が少々必要になる事もある為、ライブ配信初心者の方にはハードルが高いかもしれません。ライブ配信をビジネス展開する予定の方はVIMEOのプランを確認してみる事をおススメします。ウェビナーよりも高画質・高音質でライブ配信ができ画面装飾も綺麗にする事ができます。知名度はありませんがおススメします。
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